そして次に目指すもの
昨日、二女が引越しました。
峠を越えてゆっくり1時間半、荷物を詰め込んだ青色TANTOが走る。
窓から見えるのは三分咲きから満開までの様々な表情をする桜。
車内での母娘のおしゃべり話題はもちろん桜。
「キレイやな〜」
「桜ってキレイすぎてちょっと怖い気がするねぇ」
「そうそう、理性を失いそうで怖い」
「ああ、それらしいこと書いてある小説、短大で読んだわ。『桜の森の満開の下』。鈴鹿峠の事が書いてあったし、この辺りかな」
そんな事を話しながら女子寮を目指す。
この春、3学年で入学する二女。
2年前、こちらに来る願いは叶いませんでしたが、
短大でたくさんの事を学び、様々なことを経験し、
何倍も大きくなってこの地に立つことが出来ます。
「必勝だるま」の赤だるまは、
2年前のセンター試験終了後に黒目が入りました。
一般入試の後、
白だるまの黒目は入りませんでした。
あれから2年後の今年、ようやく白だるまにも黒目が入りました。
2年間、二女を見守り続けただるまさんは、
今年揃って両目ピカピカです。
「必勝だるま」は、二女と一緒にお引越し。
だるまさんは、新生活や新たな学び、
次の目標へ向かう心強いお供になってくれますね。
だるまさん、どうぞよろしくお頼み申します。
無事に送り出した母も、ひとつ上を目指してそろそろ始動します。
さあ!スタートです!!
関連記事